麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

大会5種(前編)

団体のローカル大会を中心にいくつか結果・経過を紹介したい.本日は連盟の「十段戦」とMUの「μカップin仙台」.

連盟(http://www.ma-jan.or.jp/)のローカルタイトル.前回の優勝は河野高志5段,称号はもちろん「十段」.段位による分かりやすいシード戦で,初段プロは初段戦から勝ちあがっていかねばならないが,2段プロは2段戦から登場,3段プロは3段戦から,以下同様.4段戦までの勝ち上がりは以下の通り(順不同).

    • 井出一寛
    • 佐々木大介
    • 瀬戸熊直樹
    • 藤中慎一郎
    • 堀口精一
    • 三田不二夫
    • 望月雅継 (以上4段)
    • 勝間伸生
    • 桑原清人
    • 紺野真太郎
    • 佐竹孝司
    • 藤本鉄也
    • 森脇幸生 (以上3段)
    • 橋本康宏 (以上2段)
    • 岸部智彦
    • 中村毅 (以上初段)

瀬戸熊プロはこの中で唯一の「麻雀格闘倶楽部」登場プロ(負かすと★2つもらえるらしい).佐竹プロは2ちゃん麻雀板に実名で投稿していたことで一部では有名.

MU(http://www.mu-mahjong.jp/)のオープン大会.プロではない参加者の優勝も多い.大体2ヶ月に1回らしく,2002年度は7度開催されている.6月29日に仙台で行われた.決勝進出者は以下の4名(準決勝までのポイント順).

    • 黒澤浩一郎ツアープロ +90.0P
    • 三上龍玲ツアープロ +76.5P
    • 高見沢治幸プロ +74.4P
    • 井出洋介プロ +46.5

決勝では井出プロが+48.1Pを叩き,他の3名を落としてトータル+94.6Pで優勝した.μカップの記録は1997年度から全て掲載されているが,4位からの優勝というのは2002年第7戦(横浜)の三原孝博プロ以来であり,首位と40P差をひっくり返す鮮やかな逆転であったようだ.
2位は三上プロ.現在は鈴木達也プロ(協会)が担当している「月刊プロ麻雀」のコラムを昨年担当していたいい男.青森出身,東北大学ということで仙台は地元だったが,錦を飾ることはできなかった模様.彼のコラムの硬い文章が好きだったので,自分としてはこれから活躍してほしい.
【参考】