近代麻雀 7/15号
6月15日発売,350円.キンマのフラッグシップ・マガジンの筈なのだが,巻頭グラビアはこれ以上望めないくらいシュールな企画もの.謎が謎呼ぶ15日号である.
今号は「兎」が昨年12/15号以来7ヶ月ぶりの連載再開.市橋俊介が読切で初登場.
- 表紙は「兎」.ビシッと決めている.
- 巻頭グラビアは「近代麻雀特別取材班衝撃リポート・河童と打つ」.そしてそれを引き立て役にして「二階堂姉妹に聞く」が可愛く展開.
- 連載は以下の通り(目次掲載順)
- 「オバカミーコ」は毎号連載,期待の2回目.「押し引きの基準」を分かりやすく教え,かつそれを超えた論理で勝つ.長期連載になると憶測していたが,意外と短くて密度の濃い中編を目指しているのかもしれない.
- 「凌ぎの哲」は黒幕,ブー大九郎登場.李億春との変態対決に期待が集まる.
- 「むこうぶち」は水原祐太編終了.釈然としない終わり方だが,伏線を張ったものか.
- かほりさんの裏ドラ量は87624791枚.
- 「エル・インコ46の殺人技」.最初から最後まで,徹底して面白くなかった連載として記憶に残るかもしれない.
- 「モー牌の達人」騎馬戦も4人,麻雀も4人.けだし卓見である.
- 「雀画バカ一代」は三色の嗜好について.「234と678がクールでシャープ,456はゴージャス,123・789はアウトロー」というような感覚は確かにある.
- 広告初登場,聖蹟桜ヶ丘「TWO TOP」.ウェルカムより駅から離れた所に店ができるとは,聖蹟も学生が増えたものだ.
- 広告,京都四条烏丸「トビトン」.キリ番サービス.
【参考】
- 「ハカセの麻雀プロ鑑定団」岸本信宏プロの1章,「東大式反省会」(主に押し引きの話): http://jankenso2.is-jpn.com/kanteidan/Vip_18/VIP18_index5.htm
- 「Beginner's Luck」内・押し引きの基準: http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2754/kouza/j-1.htm
- 「雀聖館」から,「『哲也』 Character Manual」(中ほどチョイ下にブー大九郎の紹介): http://www.ambitious-net.com/mahjong/tetsuya_03.htm
- TWO TOP: http://k.excite.co.jp/hp/u/lennonsamapon
- とびとん: http://homepage3.nifty.com/tobiton/