麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

相手におっかけて修羅シュシュシュ日報

修羅の舞

『修羅の舞』2巻(山口正人+来賀友志)読了(冒頭画像)。画力にやや難があるものの*1、細かいことに拘らないスケールの大きな物語で、麻雀マンガ以外の来賀作品の典型的パターン。ホストクラブの開店に2キロの行列と、いい具合にハッタリかまして次巻へ。
「鬼(雀鬼)」の陰に隠れて目立たないが、「修羅」も麻雀文芸の中に一定の位置をしめる尊称。『修羅のリーチ』(狩野洋一)や、百貫雀氏のパロディ「修羅のロン」などの傑作がある。そういえば、決め打ちで有名な『ナルミ』(柳澤一明+土井泰昭)のVシネマには「修羅の雀士」という頭がついていた。
繁忙期につき粗略にて失礼。本日はこれから月刊プロ麻雀の記事を書く予定である。

【メモ1】麻将連合ミュー、女流ツアー選手を募集

麻将連合が2005年春、第1期女流ツアー選手を募集するとのこと。これにより、女性限定のリーグや部会を設けているプロ団体は、ミュー、協会(女流雀王)、最高位戦(女流最高位)の3つとなった。

募集要項を見ると、ツアー選手より下の位置づけとのことで、男女問わない「奨励会」の方がよりミューの理念に沿っているのではないか、と思う。今どき「女流」かよ、とツッコミの一つも入れたくなる。
しかし麻雀競技への敷居を低くして、女性の参加者が増えることを目的としたものであれば、ある程度ミューの現状に即したものと考えてよいのだろう。活躍の場が増えるというのは悪いことではない。
ミューの掲示板では、いつも貴重な意見を寄せる南雲夏彦氏が「よく分からない『女流ツアー選手』」という題名で質問なさっている。その答えも必見である。

どうも「そんなに女性って実力で劣るのかなぁ」という違和感は拭えないが、今後の動きに注目したい。
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【メモ2】また他団体に(發王位・藤中慎一郎プロ)

によれば、最高位戦のプロアマ混合タイトル、發王位(りゅうおうい)は連盟の藤中慎一郎プロが優勝したとのこと。藤中プロの写真は同じ日記の2/22付にある。
最高位戦は4年5年連続で、他団体にタイトルをさらわれる結果となった。奮闘に期待したい。

【メモ3】「東京マージャンMagazine」半年ぶりの発行

「麻雀雑誌がひとつ消える」という噂が気になるので(プロ麻雀のことかな?)、続きを早く発行していただきたいものである。

【メモ4】温泉行きたい(日本麻雀連合会・定山渓で全道競技大会)

団体名に「日本」がついているものの、北海道以外での活動はあまり耳に入ってこない。横路孝弘代議士が会長ということで、やはり民主党は麻雀に熱心らしい。
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【メモ5】私だけ感動した・その1(麻雀クリック占い)

小ネタながら、琴線に大いに触れるものがあった。素晴らしい。

【メモ6】私だけ感動した・その2(子供を犯罪から守る、どきどきまあちゃんゲーム)

警視庁が麻雀!とドキドキしたのは自分だけだろうか? 答えは無用、石を投げないでください。

*1:画像の人物は18歳…