相手におっかけて修羅シュシュシュ日報
『修羅の舞』2巻(山口正人+来賀友志)読了(冒頭画像)。画力にやや難があるものの*1、細かいことに拘らないスケールの大きな物語で、麻雀マンガ以外の来賀作品の典型的パターン。ホストクラブの開店に2キロの行列と、いい具合にハッタリかまして次巻へ。
「鬼(雀鬼)」の陰に隠れて目立たないが、「修羅」も麻雀文芸の中に一定の位置をしめる尊称。『修羅のリーチ』(狩野洋一)や、百貫雀氏のパロディ「修羅のロン」などの傑作がある。そういえば、決め打ちで有名な『ナルミ』(柳澤一明+土井泰昭)のVシネマには「修羅の雀士」という頭がついていた。
繁忙期につき粗略にて失礼。本日はこれから月刊プロ麻雀の記事を書く予定である。
【メモ1】麻将連合ミュー、女流ツアー選手を募集
麻将連合が2005年春、第1期女流ツアー選手を募集するとのこと。これにより、女性限定のリーグや部会を設けているプロ団体は、ミュー、協会(女流雀王)、最高位戦(女流最高位)の3つとなった。
- 麻将連合公式サイト「μ女流ツアー選手募集のお知らせ」:
http://www.mu-mahjong.jp/topics_20050225_1.htm
募集要項を見ると、ツアー選手より下の位置づけとのことで、男女問わない「奨励会」の方がよりミューの理念に沿っているのではないか、と思う。今どき「女流」かよ、とツッコミの一つも入れたくなる。
しかし麻雀競技への敷居を低くして、女性の参加者が増えることを目的としたものであれば、ある程度ミューの現状に即したものと考えてよいのだろう。活躍の場が増えるというのは悪いことではない。
ミューの掲示板では、いつも貴重な意見を寄せる南雲夏彦氏が「よく分からない『女流ツアー選手』」という題名で質問なさっている。その答えも必見である。
- 麻将連合掲示板(No.2222からのスレッド):
http://www.mu-mahjong.jp/cgi/mu_keiji.cgi
どうも「そんなに女性って実力で劣るのかなぁ」という違和感は拭えないが、今後の動きに注目したい。
【関連】
【メモ2】また他団体に(發王位・藤中慎一郎プロ)
- ネット麻雀「ロン2」内・こごっちの管理人雑記(2/28付):
http://www.ron2.jp/diary.html
によれば、最高位戦のプロアマ混合タイトル、發王位(りゅうおうい)は連盟の藤中慎一郎プロが優勝したとのこと。藤中プロの写真は同じ日記の2/22付にある。
最高位戦は4年5年連続で、他団体にタイトルをさらわれる結果となった。奮闘に期待したい。
【メモ3】「東京マージャンMagazine」半年ぶりの発行
- 東京マージャンMagazine:
http://www.melma.com/mag/88/m00002988/ - ブログも始められたそうで:
http://blog.livedoor.jp/16000all/
「麻雀雑誌がひとつ消える」という噂が気になるので(プロ麻雀のことかな?)、続きを早く発行していただきたいものである。
【メモ4】温泉行きたい(日本麻雀連合会・定山渓で全道競技大会)
- 「Brain News Network」2/20付「3月13日、日本麻雀連合会が定山渓で全道競技大会」:
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=17&news_cd=H20021022435
団体名に「日本」がついているものの、北海道以外での活動はあまり耳に入ってこない。横路孝弘代議士が会長ということで、やはり民主党は麻雀に熱心らしい。
【関連】
- 「ネット麻雀ブログ」から「一般ニュースに見る麻雀」: http://www.doblog.com/weblog/myblog/4916?STYPE=1&KEY=44828
【メモ5】私だけ感動した・その1(麻雀クリック占い)
- 「box」2/24付・麻雀クリック占い:
http://pandora.cocolog-shizuoka.com/box/2005/02/post_15.html
小ネタながら、琴線に大いに触れるものがあった。素晴らしい。
【メモ6】私だけ感動した・その2(子供を犯罪から守る、どきどきまあちゃんゲーム)
- どきどきまあちゃんゲームけいしちょう:
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/dokidoki/ - NIKKEI NET「警視庁、HPに子供用防犯ゲームを掲載」:
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050228AT1G2801S28022005.html
警視庁が麻雀!とドキドキしたのは自分だけだろうか? 答えは無用、石を投げないでください。
*1:画像の人物は18歳…