麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

近代麻雀 5/1号

4月1日発売、定価350円。昔は「ベッキン」、今は「無印」が愛称。俗に「竹クオリティ」と称される、いまいち掴みづらい編集方針が魅力だが、力ある連載も多く揃っている。
今号は清田聡と伊藤雅紀が読みきりで登場。

  • 表紙は2回目の「風の三日月」。こうして見ると仮面のインパクトは強い。
  • 巻頭カラーは「MAHJONG 4コマ&ショート FESTA」の第15弾、はぎわられいじ(萩原玲二)。ちなみに第13弾がみずしな孝之、第14弾が神原則夫
  • 続いてグラビア記事は「麻雀を覚えてもらおう!!麻雀指導法伝授 あるいは麻雀友達の作り方」。ロッキー堀江氏をはじめ朝武プロ(連盟)、工藤誠二氏、小林剛認定プロ(ミュー)、片山まさゆき先生、黒田涼子ツアー(ミュー)、ライアンといった面々が、未学習者に対する教え方を語る。企画・内容ともに素晴らしい。最近のキンマのグラビアはかなり充実しているので、切り抜いて保存をオススメしたい。
  • さらに続くグラビアはモンド21・麻雀プロリーグDVDの前宣伝。本誌既報(http://d.hatena.ne.jp/izumick/20050214)の4タイトルについて、詳細に内容を記載している。
  • 巻頭カラーは「バクチ列車編」クライマックスの「凌ぎの哲」。オヤジの出目徳を登場させる演出は胸を打つ。「麻雀放浪記」と銘打ちながらそれを逸脱し、しかも破天荒に面白い展開、今や押しも押されぬキンマの看板と言ってよいだろう。
  • 連載は以下の通り(目次掲載順)。
  • 「影打ちエイジ」。薬局麻雀の由来が明らかになる。少し泥臭い絵柄と不思議な鳥男、しっかりした筋が絡み合う面白さ。連載第11話で、そろそろ単行本の話も出てよいころか。
  • 「リスキーエッジ」はプロローグ終了。話の本筋から女性を弾き出すと同時に、男の馬鹿かっこよさをも描くのが押川雲太朗の凄さ。次号からの新展開に期待は大きい。
  • むこうぶち」は新章突入。表紙の「あれから…もう1年か」は元原作・安藤満のこと。赤を逆手に取る野上の秀を狂言廻しにして、チップ麻雀の話。
  • そして今回の獲物は「森江」。ロシア語のморе(海)から取ったのよ((c)清原なつの)、ではもちろんなくて、ホリエモンに似せたキャラクターである。
  • 「アカギ」は1巡切るだけで24ページ。ますます「アキレスと亀」仮説が現実味を帯びてきた。
  • 読者投稿ページが「近麻・雀(じゃん)くしょん」としてリニューアル。イラストは高田三加から金平守人の「点棒侍」へ。
  • 「雀画バカ一代」は差し込みについて。
  • 「遭った」は花摘香里ゲスト。
  • 広告、川崎・吉祥寺「MAP」。「ZERO Game」と称するノーレート東風戦が始まるらしい。マンセンゴ.NETでも紹介されていた
  • 広告、向ヶ丘遊園「フレンズ」。サイトがオープンしていた。

【参考】

※4月3日作成、諸事情により4月4日更新。