麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

第4回千式&ちゅんま大会@渋谷ドクターストップ

実は昨年から、千式麻雀とちゅんま(中国麻将)を同時に楽しむセット麻雀を主催している。4月3日に第4回を開催したので、その備忘録。どちらかといえば内輪向けなので、興味のある方だけ「続きを読む」をクリックしていただければ幸いである。

  • 場所は渋谷「ドクターストップ」(http://www.drstop.net/)。千式麻雀には4人の点棒が正確に、一目で分かる自動卓が必要なのだが、このお店の「KONG BATTLE4」は新品で計測も狂わず、最適なのでよく利用している。
  • あと、後藤昌子プロ(協会)が働いていた。先月の大会の時に田中プロ(協会の同期らしい)に紹介してもらおうと思ったが、全入りで忙しそうだったのと恥ずかしかったのとで果たせなかった。次回は必ずあいさつしたい。
    【参考】後藤プロのブログ: http://blog1.fc2.com/m510/
  • 参加者は自分を含めて12人。仕事のため遅刻し、終了間際に会場に駆けつけると、2卓8人が千式、1卓は3人でちゅんまだった。北を抜きドラに使うあたりの発想は麻雀慣れした人達ならでは。
  • 千式は初参加のV林田氏が10戦8トップという恐ろしい記録を打ち立てて快勝。自分はちゅんまだけプレイする。最近はちゅんまの愛好者も増えてきた。
  • 記憶の牌姿・その1。(牌画像は全てパイガを使用して作成)

三索四索五索五索七索七索七索五筒六筒七筒 チー四萬横三萬五萬 から四筒をチーして打七筒二索五索六索のサンメンチャン。二索六索、どちらでも三色三歩高になるが、五索ではアガれない。結局二索ツモ。上家のマンセンゴさんは小三元張ってた。危ない。

  • 記憶の牌姿・その2。

小三元は作りやすさの割りに点数が高く(必要枚数8枚で点数は64点)、ちゅんまでは狙いごろの手役の1つ。そしてある時の配牌。
三筒三萬六萬七萬八萬九萬東東西白白發中
願ってもない好配牌で、10巡目くらいにサクっと小三元ツモ。
中七萬八萬九萬 ツモ中  ポン東横東東 ポン發横發發 ポン白白横白
小三元(64点)・ホンイツ(6点)・チャンタ(4点)・東(1点)・タンキ(1点)・ツモ(1点)、で77点は85点オール(255点)。ほぼ勝利を決めるアガリである。

  • 清竜(チンロン・一気通貫のこと)は構成枚数が9枚で点数が16点と大変効率のよい手役であるため、よく狙う。同じ16点役に「一色三歩高」(イーソーサンプーコー)と呼ばれるものがあるが、これを使って清竜を言い換えると「3歩上がりの一色三歩高」となる。つまり、
    • 一筒二筒三筒二筒三筒四筒三筒四筒五筒 … 1歩上がりの一色三歩高
    • 一筒二筒三筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒 … 2歩上がりの一色三歩高
    • 一筒二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒 … 3歩上がりの一色三歩高 = 清竜
  • ↑こういう素晴らしいことを思いつくのは、もちろんヒロタシ氏。
  • 食事の後、一荘(16局)を2回ほど遊び、+170ポイントくらい勝利。麻雀と名がつくもので勝ったのは2ヶ月ぶりくらい。

上記の大会は月1〜2回ほど不定期で行うもので、次回は17日(日)を予定している。初心者には誰かしらがレクチャーするようになっているので、参加希望者はお気軽にizumickまでご連絡いただきたい。