麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

東京マージャンMagazine,発行されず

麻雀業界最大手のメールマガジン,「東京マージャンMagazine」(発行人・塔四郎)の最新号が予定日を過ぎてもまだ発行されておらず,ファンをやきもきさせている.原因はどうやら,パソコンの故障によるものらしい.
東京マージャンMagazine」は,2000年2月から続く老舗のメールマガジンで,発行部数はまぐまぐでは1047部,メルマでは805部(2003/4/23現在).去年の暮れから今年にかけて「週刊東風荘NEWS」「じゃんとぴあニュース」という2つの大手メールマガジンが休刊した後は,名実ともに業界ナンバーワンのメールマガジンとして親しまれている.
昨日発売の近代麻雀ゴールド6月号の連載記事「現代麻雀への道」(文・福地誠,画・赤羽文学,協力・浅見了)第69回は,麻雀の古書コレクターについての話題だが,これに登場する「38歳サラリーマン氏」は,文面から察するに発行人の塔四郎氏と思われる.何か手がかりがないかと思って麻雀学の大家,浅見了氏のホームページ「麻雀祭都」を尋ねたところ,掲示板に塔四郎氏のものと思しき投稿があった.
問題の4月9日付の投稿を要約すると,「PCのシステムファイルが破損し,ウィンドウズが起動しなくなったので,しばらくメルマガが出せない」という事情らしい.何人かの投稿者が助言をしているが,何も報告がないところを見ると,今日に至るまで復旧していないようだ.
塔四郎氏は上記に挙げられたとおり麻雀古書コレクターで,つい先ごろ阿佐田哲也の最古の麻雀小説と思われるものを発掘したばかりだ.しかしそういった輝かしい業績もさることながら,麻雀愛好家として3年間ずっと面白いメールマガジンを発行し続けてきた,という点こそが最上の評価に値するのではなかろうか.愛読者として,また業界人として一日も早い復旧をお願いしたい.
【参考】