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高見沢治幸プロ,MU7人目の認定プロに

プロ

麻将連合(MU)の高見沢治幸(たかみざわ・はるゆき)プロが,6月1日付でMUとしては7人目となる「認定プロ」になった.MUの認定プロ一覧ページに新たに加えられたもの.
高見沢プロは長野県出身の47歳.囲碁の武宮正樹ばりの「宇宙流」の使い手であり,また中国麻将の名選手としても名高い.MUの認定プロ一覧ページから主な戦績を抜き出すと(右は日本ルール・中国ルールの別),

  • 1998年　中国競賽麻将・北京国際都市対抗(団体)優勝　(中)
  • 2000年　第3回スモールワンカップ優勝　(日)
  • 2001年　中国競賽麻将・第1回日本選手権優勝　(中)
  • 2002年　ミューカップ大阪,仙台優勝　(日)

となる.日中どちらのルールでも一定の成績を残していることがわかる.
MUのプロ認定制度には以下のような厳しい条件がある.

  1. 競技・タイトル戦での強さ
  2. 専門知識
  3. 麻将活動による経済基盤

そのため一般的には,MUの「ツアーライセンス資格審査」に合格した「ツアー選手」でも「プロ」とみなして,大会などへの参加を認めるケースが多い.認定プロはこれで以下の7名となった.

  1. 井出洋介(MU代表)
  2. 忍田幸夫
  3. 原浩明
  4. 木村和幸
  5. 柏原純
  6. 須藤浩
  7. 高見沢治幸

新しい本物のプロの誕生を寿ぎたいが,まだこの7名によるリーグ戦の結果などは明らかになっていない.また,上記のように基準を設けているにもかかわらず,認定の理由,経過などについて公式な情報がまだない(掲示板での情報のみ).今月28日発売の「月刊プロ麻雀」誌上で発表があるだろうと思いながらも,そういった情報を早く,広く外部に発信することが,高見沢プロにとっても団体にとってもよい結果を生むのではないかと,僭越ながら申し上げる次第である.
【参考】