麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

阿賀寿直プロ,日本プロ麻雀協会第2期新人王に

日本プロ麻雀協会(協会)の阿賀寿直(あが・ひさなお)プロが6月14・15日に行われた協会新人王決勝戦で優勝し,第2期の新人王となった.優勝賞金は10万円,副賞として次期新人プロテスト募集ポスターのモデルとなる権利を得た.協会の特集ページ他からの情報.
新人王戦はプロ歴5年未満,Aリーグ未経験者による大会.協会が設立されたのは2001年なので,ほとんどの所属プロに資格があることになる.雑誌「麻雀ワールド」の情報によれば,今年は35人が参加したという.決勝戦は大脇貴久・鎌田勝彦・吉田光太プロとの10回戦のうち5回のトップを奪った阿賀プロが+252.1Pで圧勝した.
阿賀プロは東京都出身,1972年生まれの31歳(「月刊プロ麻雀」2003年6月号の「負け抜けバトル」に掲載されたプロフィールによる).主な戦績は

  • 第1回麻雀五種競技選手権優勝(ブー麻雀や東風戦などのトータル成績を争う大会らしい)
  • 麻雀トライアスロン優勝(上と同じものか?)
  • 第1期雀王戦(リーグ戦)C1リーグ首位(466.8P)でBリーグに昇格
  • 第12期(今年開催)マスターズ第3位

など.「年齢的には協会の中では若手といえないかもしれない」(「麻雀ワールド」101P)などと身内からも書かれていたが,目標はAリーグへの昇級と協会主催のプロアマ混合戦「日本オープン」の優勝,と述べる団体おもいの優等生.特集ページの喜びに溢れた表情もよく,これが飛躍のきっかけになることを祈るものである.
【参考】