麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

木村和幸のザ・ベストクエスチョン50回

「Mahjong Walker」の「何切る」コンテンツである「木村和幸のザ・ベストクエスチョン」が7/14分で50回を迎えた.
「Mahjong Walker」は1996年から続く"麻雀プロ団体公認麻雀サイト".現存する最も古い麻雀サイトの1つであり,同様に歴史のある「雀のお宿」のリンク集の紹介文を一部引用すると,

各種団体から「公認」されている総合麻雀サイト。
このサイトがある時期、ネット麻雀界で果たしてきた役割というものがあった

と評価されている.
麻雀サイトの定番である「何切る」は,14枚の牌姿から,状況・展開などを吟味して切る牌を選択する問題.状況・難易度の設定など出題者の力量が問われると同時に,その解答・解説には出題者の麻雀観が表れる.
同サイトで2001年からこの「何切る」=「ザ・ベストクエスチョン」を担当しているのが木村和幸プロ(MU).2002年の9月からはほとんど休まず週1回の出題・解答を続けており,約1年半での50回到達となった.
「ザ・ベストクエスチョン」のスタイルは,

  1. 月曜日に1つのテーマについて例題を出し,解説する.
  2. それに基づいて3つの練習問題を出題する
  3. 金曜日にその解答と詳細な解説を行う.

というほぼ一貫したもので,その解説の充実ぶりには感嘆を禁じえない.内容も回を重ねるごとに高度なものを目指しているようで,初期から考え抜いていたものと思われる.
自分のような負け組にとっては,「読むたびに麻雀が強くなったような気がする」という表現がピッタリくるページであり,もしそこに書かれていることが自然に理解されるようになれば…との期待をいだくには十分すぎる情報量である.こういったコンテンツがWEBで公開されていることの業界的意義は重い.50回を祝福するとともに,今後も長く続けていただきたいと願う次第である.
【参考】