麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

自治体も後押し 広がる高齢者マージャン

9月16日のNHKの朝の番組「おはよう日本・首都圏」で「自治体も後押し 広がる高齢者マージャン」という5分くらいの企画の放送があったらしい.「さらに気まぐれ日記」さま(id:maho-prism:20030917#p1)と「秘密猫団マボロシ」さま(id:nyah_emu-hara:20030916#p2)の所からいただいた情報.感謝.自分は見ていないので,誤りについてはご指摘願いたい.
おはよう日本」は平日の早朝5:00から放映されているニュース番組.7:30からは各地域に分かれて,その地方のニュースを掘り下げて放送しているらしい.
その首都圏版・9月16日付の小特集は「自治体も後押し 広がる高齢者マージャン」と題して,最近自治体の間でも広まりつつある麻雀教室を採りあげたらしい.「飲まない・吸わない・賭けない」というスローガンが紹介されているところを見ると,「日本健康麻将協会」の活動だと思われる.
協会の首都圏の活動についてしらべて見たところ,千葉市が9月から始める「いきいき健康マージャン」という講座の情報が見つかった.千葉の岬町にある「麻雀博物館」も紹介されたというから,恐らくこの紹介ではないかと推測する.
「ちば市政だより」(7月15日発行)によれば,目的は

市では、高齢期の生きがいづくりや介護予防の一環として、「いきいき健康マージャン」の受講生を次のとおり募集します。

とのことで,高齢者向けの福祉活動の一環らしい.対象も「60歳以上のマージャン初心者」となっている.とはいえ3ヶ月で全11回の講座が千葉市の6ヶ所の会場で行われ,1つの会場につき定員が48人(12卓分)というのはかなり本格的.
こういう活動を自治体が主催するようになったのか,という驚きはあるが,阿佐田哲也が『麻雀放浪記』を出した昭和44年(1969年)に26歳だった人は現在もう60歳.麻雀プロの第一世代,小島武夫プロや古川凱章プロも還暦を越している.着実に年齢層は上に広がっているということなのだろう.1秒たりとも番組を視聴しなかった人間のいうことではないが,これからの動きにも注目していきたい.
【参考】