麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

ドカント 2004年2月号

月1回発行,定価350円.「稼げる!儲かる!モテる!男の仕事情報誌」(冒頭画像参照).麻雀の求人広告は一つとしてないが,連載記事「街別ギャル雀(はぁと)カタログ」と「二階堂亜樹の徒然紀行」,特集「女流雀士のパイオニア(中略)浦田和子とは!?」が掲載されているのでご紹介したい.
まずは特集から.正式なタイトルは「女流雀士のパイオニア 勝負の神に愛された―――女が魅せる 渾身の一打 ★麻雀プロ 浦田和子とは?」.女流麻雀プロの草分けにして渋谷初の若者向け麻雀店「ベガ」の経営者である浦田和子プロの実像に迫っている.
例えば麻雀については「ナントナク」を重視し,デジタル・オカルト双方に否定的な見解を述べる一方,自分のお店「ベガ」の話になると熱く語りだす.他の男性プロに劣らぬ活躍をし,かつ7年間麻雀店を続ける間にはかなりの苦労があった筈だが,今も麻雀をメジャーにする夢を持ち続けているのはさすが.読んだ後,身が引き締まるような気がする.
ただ気にかかるのは,プロフィール中の「プロ連盟所属」という一文.復帰したのであれば大ニュースなのだが,棋士会の顧問を降りたという話も聞かないし,単純な間違いかと思われる.
さて次は「街別ギャル雀(はぁと)カタログ2004」.第6回(推定)埼玉編として,以下の6店舗を紹介している.

回を追うごとにただの雀荘紹介になっているような気もするが,ぴいちの店長は可愛い女性であることが判明したので,自分だったら真っ先にそこに行くだろう.「ソフトピン」の定義が適当なのはいただけないが,コラムの「東京の麻雀店が飽和状態になり,新しく発展している大宮周辺に活路を見出す経営者が多い」,という指摘には納得.
そして最後は,先月号の紹介記事ですっかり忘れていた「二階堂亜樹の徒然スロット紀行」.当然ながらスロットの話ばかりで,麻雀好きの興味を引く話題がない.2004年も変わらず可愛いので,今度は麻雀の話をお願いしたいところ.
ところでこの「ドカント」,探そうとすると見つけられないことが多い.来月号は2月16日発売とのことだが,もし発売日に手に入れられる場所をご存じの方はお教えいただきたい.
【私信】三本先生,自分は『原色ギャンブル図鑑』と阿佐田哲也で競輪を覚えたクチです.グランプリ,吉岡が頭なら取ってたのに…
【参考】