麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

ドカント 2004年4月号

アオリにいわく「群雄割拠の時代を生き抜く男の就職情報誌」(冒頭画像参照).先月の16日発売というから,もう1ヶ月近く前のことだ.「当時を思い出すと切なくなるよ.あの頃はフリードリヒがいた…」などとミゼラぶるのはやめて,毎度おなじみの麻雀記事について3つほど紹介したい.
まずは第8回(本紙調べ)となる「街別ギャル雀カタログ2004」から.「東京北部東部編」と題して,上野・錦糸町秋葉原の6店舗を紹介している.

今更「ギャル雀って何?」などと問いかけるつもりもないが,同列にするのは難しいお店が並ぶ.とはいえ「幼稚園」のサイトにはギャル雀最高のスタッフ日記があるし,「さん上野店」はVシネマ「雀奴」の撮影に使われたことがある.「UN」は東京では珍しいサンマのお店だが,Navijan内に詳しいルール説明があるし,「ゴースタ」も「ぱらだいす」も昔は質の高いサイトを持っていた.総じてWEBとのかかわりが深いお店が選ばれているようである.
街のNo.1ギャルは幼稚園のもちっこ嬢.水着姿でキンマの広告を飾った麗人である.
2つ目は雑誌の連載企画「あなたの給与明細見せてください」の情報.「鉄火場の女編」と題してカジノ・パチンコ店などに勤務する女性を特集しているのだが,その中に「麻雀荘勤務・20歳女子」の給与明細も登場する.
どうも編集ミスがあるようなので断言はできないが,以下の情報が公開されている(一部省略).

    • 時間給 \1,000-
    • 労働時間 180h
    • 交通費 \5,240-
    • 源泉徴収など \18,000-
    • 差引 \157,240-

      119ページ中段より引用

結構いい稼ぎになるのだな,というのが正直な感想.彼女の談話でも「収入にはそれなりに満足しています。それほど大変な仕事でもないですし」とある.
ただ仕事で嫌なのは「お客さんが一生懸命口説いてくる」ことだそうで,これはどのギャル雀勤務の女性に聞いても同じような答えが返ってくる.誘う側はいうまでもなく,雇う側も気をつけたいものだ.
最後は二階堂亜樹プロの連載「二階堂亜樹の徒然スロット紀行」.話の枕として,B1からA2への昇級をあと一歩のところで逃した,リーグ戦の最終節のことが語られている.個人的には,スロットの話より麻雀の話の方が好きなのだが,愛好者の数を考えればやむをえない所か.
【参考】

※なお,この記事は諸事情(はてなサーバー移転)により4月11日に更新された.ご了承願いたい.