月カン!雀賢荘 Vol.36(2004/5/25号)
ネット麻雀「雀賢荘」のメールマガジン.協会のプロが多く執筆・登場する.4月までは月刊だったが,5月から月2回刊(10日/25日)に変更.1つの内容を2つに分けたために内容は薄くなったが,プロの文章を読む機会が増えるようなので,これからの充実に期待したい.
今号はユニークな話題が2つ,「ローカルタイトル・雀賢王」と「自称・東風荘最強プロ」.バックナンバーはまぐまぐのこのあたりを参考のこと.
- 記事は以下のとおり(目次掲載順).
- お笑い雀賢士列伝
- (自称)東風荘最強水準講座
- 若手でチー
- 金言劇場
- IT'sリアル麻雀屋巡り
- 「列伝」はユニークその1,「守備系タイトル・雀賢王」.「チャンピオンが飛んだら,飛ばした人にタイトルが移る」というシンプルなルールで,要は防衛記録(何ゲーム連続で飛ばなかったか)を競うものらしい.
- それで,現在のチャンピオンは134回という記録を打ち立てたとのこと.集中力の切れやすいネット麻雀でこの記録は凄いし,防衛のコツも,なるほどと納得させられた.
- ユニークその2は「自称東風荘最強プロ」,小倉孝(協会)の講座.どうやら人の話を聞かない性質のようで,オカルト・デジタルについて滔々と持論を述べ立てる.次回に続くようなので,とりあえず最後まで聞いてみたい.
- 「若手でチー」は鎌田プロによるマスターズ予選の反省会.
- 「金言劇場」は阿佐田哲也の『ドサ健ばくち地獄』から.雀力の比率の割合は弱まり,経済力は逆に高まった.ここ最近の,両者の間を埋める店の増加はその端的な現れと見ていいだろう.
- しかし情報の不特定多数による共有・流通がない業種では,この種の「差別化」は市場の拡大を困難にし,タコツボ的囲い込みに終始する恐れが大きい.揺り戻しが来るのは確かなことである…ちょっと脱線アナライズ入ってたかにゃー.
【参考】
- 雀賢荘: http://jankenso.is-jpn.com/
- 歴代雀賢王一覧(文字化けはShift-JIS指定で): http://jankenso.is-jpn.com/janasp/contents_ttllog.asp?kind=8&name=%E9%9B%80%E8%B3%A2%E7%8E%8B
- 現在の4大タイトル保持者.朱雀王は今年のマスターズの覇者,岩井健太プロ(協会): http://jankenso.is-jpn.com/janasp/contents_ttlinfo.asp
- 浅見了先生「麻雀祭都」内「デジタルVSオカルト」: http://www.asamiryo.jp/pil18.html
- ヒロタシ氏「似非トーラス」から「麻雀で一言」No.99: http://oak.zero.ad.jp/~zaf93998/mhitokoto.htm