麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

月カン!雀賢荘 Vol.42 (2004/8/25号)

2号連続でご紹介,25日発行の最新号.発行人はF1層*1を無視して突っ走るハカセこと福地誠氏.
今号は「金言」に登場するライブドア堀江社長の一言にびっくり.いつから関わっていたのだろう.

  • 記事は以下の通り(目次掲載順・敬称略)
    1. 雀賢荘でプロっちゃった! 高島努(協会)
    2. 自称東風荘最強水準講座 小倉孝(協会)
    3. 若手でチー 鎌田勝彦(協会)
    4. 金言劇場
    5. 東風戦メンバー戦記 須田良規
  • 「i近代麻雀」「キンマ荘」ライブドアが関わっていたとは.キンマ荘は最初から成功の見込みがなさそうに見受けられたが,コンテンツの「初心者向けルール解説」(http://www.kinmaso.com/rule_book/)は申し分のない出来で,これだけでも歴史に名を残すと思われる.
  • 「東風戦メンバー戦記」.自分の勝負事を「瑣末な」と突き放す姿勢には賛同しかねるが,それも現代の麻雀の風景である.ギャンブルでもなく,ゲームでもなく,常に居心地の悪い思いのする場所で,どこに座るかは自分しか決められない.
  • 毎度毎度のセクハラ対談「東風荘最強水準講座」.40代はこういう路線で行くつもりなのだろうか.
  • 今号で最終回は鎌田プロの「若手でチー」.最後は少し息が切れた感じだが,思考の跡がたどれるよい連載だった.自分は知り合いのプロと「プロはどの程度まで手の内を明かすべきか」についてよく議論するのだが,持論があって明かさないのと,持論そのものがなくて見せられないのでは,見かけは同じでも内実は全く異なる.過去の文章とは常に一里塚,知らざるを知らざるとなして,より一層の飛躍に期待したい.

【参考】

*1:20〜35歳までの女性を指す広告業界用語