comjong.com、リニューアルオープン&牌画表示プラグイン for tDiary公開
コンピュータを利用した麻雀研究サイト「comjong.com」(管理人:fukumoto氏).長らく放置されていたが,この度「tDiary Blogkit」ベースのBLOGとして再開.と同時にtDiary用の牌画表示プラグインも公開された.
1998年に「麻雀解析」として開始された「comjong.com」(以下「comjong」と表記)は,コンピュータを用いた麻雀の数理的な研究を目的としたサイトである.旧コンテンツの
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- 棒聴(ボウテン)の解析
- 七対子編 (WebArchiveのキャッシュ)
- 流し満貫編 (WebArchiveのキャッシュ)
- 向聴(シャンテン)数の求め方 ( WebArchiveのキャッシュ)
- 捨て牌の情報/牌譜 (WebArchiveのキャッシュ)
- 棒聴(ボウテン)の解析
などは,斬新で画期的なものとして,麻雀サイト界に確固たる地位を築いていた.
しかし2000〜2004年にかけて,comjongは長期間にわたる活動休止に入る.2003年には管理人fukumoto氏の日記「fukumoto blog」が始まり,tDiary Blogkitベースでの再開が宣言されるも,その具体的なプランは提示されていなかった.
全国2000万人の麻雀ファンが待ち望んだ再開の日はしかし,唐突にやってきた.fukumoto氏が愛用する言語,Rubyのシンボルカラーである赤をベースとした,新生comjongである.
- comjong: http://comjong.com/
またそれと同時に,今までベータ版の存在だけが明らかにされていた,tdiaryで牌画を簡単に扱うためのプラグイン「牌画表示プラグイン for tDiary」も正式に公開された.
- 牌画表示プラグイン(Tilesプラグイン) for tDiary: http://comjong.com/20040922.html
麻雀サイトがいまいち盛んにならない理由の一つとして,牌画を扱う事の難しさが挙げられる.今回のプラグインの公開は,その敷居の高さを大幅に下げるものであり,これを機に同様のツールが数多く公開されるのではないかと期待している.
自分とfukumoto氏は先日の千式麻雀王位戦の際に初めてお会いしたのだが,その温厚で当たりのよい人柄には感銘を受けた.複数の大会参加者から「comjongの復活を!」とせかされていたそうだが,それをすぐに実行するあたりも流石である.
という訳で,麻雀業界人として今回の再開を祝福し,また大いに期待を寄せるものである.おめでとうございます,これからもよろしくお願いします.
【参考】
- comjong.com: http://comjong.com/
- fukumoto blog :http://comjong.com/fukumoto/
- とつげき東北HP: http://www.interq.or.jp/snake/totugeki/
- 古きよき時代の麻雀サイトリンク集:
- Sammaniax麻雀頁検索「Studies」: http://www.sammaniax.com/search/search.cgi?path=top_studies
- 雀のお宿「連結」: http://www.hakata21.com/suzume/7renk/index.html