かわききりたる直土に氷に凝るひとむら雪ををさなごも見よ 茂吉 ひさびさの銭湯の帰り道、建物が取り壊された空地に去年の雪が消え残っていた。湯上がりの弛緩した頭で思う、こういうものになりたいと。いずれ溶けるのは間違いないとしても、蹄のあとが見え…
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