刑天

「マンセンゴ.NET」の最新コラムは,なかなか貴重な「形テン(形式テンパイ)」についての考察.局終盤の心構えと動き方が主な論点だが,他のコラムにも見られる作者の麻雀観が,形テンのような瑣末な部分まで染みていて面白い.何となく連想したのは,徹底した流れ論者であるBAKO氏「マージャンコラムZ」の一項,「場況に合った手牌、あわない手牌」だった.
「刑天」は中国の古典『山海経』に出てくる怪物.首を切り落とされても乳首を目に,臍を口にして戦い続けた.『山海経』ではユーモラスな姿を晒しているが(冒頭画像左),オンラインRPGに出てくるのはさすがに怖い(同右).