麻雀業界日報(保管)

麻雀業界日報(2003~2005)の保管

片山まさゆき『運王』 1巻 (ISBN:4063520374)

8月22日発売.講談社「イブニング」2002年9月号〜2003年4月号,6号・8号・10号掲載分を収録.(途中で隔週刊になったが月1掲載は変わらず).『最弱!ルーズドッグス』で作者の好きな野球を扱った後に始まった,待望の麻雀マンガ.「運のやりとり」というギャンブルの大命題を描く.以下未読の方は避けていただければ幸いである.

  • 雀荘キウイ」は飛ばない鳥の方.「クスクス」もオーストラリアの生き物.
  • 新月闇音(しんげつやみお)でゲッツー.そんな恥ずかしい呼ばれ方をされながらテンゴでしのぐのは忍耐が要りそうだ.
  • 照夜満月なのに頭は太陽.
  • 春岡芽吹プロ.「めろん畑さとこ+安田弘之の麻雀マンガのヒロイン(名前失念)+ミルミル÷3」といった感じ.
  • そもそも「負」って家系図なのだろうか?
  • 「えの素」から出張してきたような,ウサンク才蔵編の麻雀店は大リーグの球団.
  • 模索しながら大運王編に突入.扉絵も旅行雑誌のグラビア風に.
  • 8巡目で下の牌姿.満月のような非現実系キャラクターに丁寧に肉付けしていく描写.爆岡が初登場の時に「とっびまーん」とか言っていたのと同じようで違う.
  • 新月は運王・照夜の運を吸い取って,目も心なしかまん丸に.「10割外れる予想屋はいい予想屋」.
  • リアリスト!新月の描写が徹底しているのに対してロマンチスト?照夜のそれはまだはっきりしない.今までの片山まさゆきキャラにはいなかったタイプで,続きが楽しみ.

【参考】