マンガ
4月8日発売、ニチブンコミックス。定価530円。雑誌「別冊漫画ゴラク」(隔週刊)2004年7月〜10月掲載分を収録。 いわずと知れた人気No.1麻雀マンガ『天牌』の外伝。麻雀職人・黒沢義明の活躍を描く。 紫煙に霞む大都会友が去り、敵が集うそんな運命の人生を貫…
4月7日ごろ発売、近代麻雀コミックス。定価580円。雑誌「近代麻雀」2004/11/1号〜2005/2/15号掲載分を収録(下図参照)。 風牌(かぜ)を自在にあやつり、依頼を受けて敗者の恨みを晴らす代打ち「三日月」の物語。手の甲に傷を持ち、それが大きな謎につながって…
2月9日発売、ニチブンコミックス(冒頭画像参照)。月刊「漫画ゴラクネクスター」2003年11月〜2004年5月掲載分を収録(単行本目次から引用)。定価580円。 浜田正則は『ミスターブラフマン』(画・張慶二郎)の原作者。地引かずやは『賭けゴロ』や『雀ゴロ血風録 …
雑誌「週刊少年マガジン」に連載されていた麻雀マンガ『哲也〜雀聖と呼ばれた男』(星野泰視・さいふうめい)が7日発売の2・3合併号で最終回を迎えた。1997年33号から始まり、7年半にわたる長期連載。まずは何より、お疲れ様でした、と読者*1から一言申しあげ…
ヒロタシ氏@似非トーラス主催のチャット「BS麻雀マンガ夜話」.昨年11月から6度開催されたこのチャットだが,最近は深刻な参加者不足に悩んでいる.メジャー作品『天』での復興なるか. 「BS麻雀マンガ夜話」は毎回1つの麻雀マンガ作品について語り合う形式のチ…
先日お伝えした通り,今年のカンヌ映画祭グランプリ受賞作「オールドボーイ」の原作マンガは画・嶺岸信明+原作・土屋ガロンの『オールドボーイ』.この単行本全8巻が,めでたく重版かかった模様.発行元の双葉社のサイトには特設ページも公開され,映画の日本公…
2003年度麻雀マンガ大賞2位の話題作『覇王〜Mahjong King's Fighters』が先月15日発売の「近代麻雀 6/15号」を最後に掲載されなくなった.状況を鑑みると,打ち切りと考えるのが適当である. 同作は実在の麻雀プロや雀鬼をモデルにした人物,更には他マンガのキ…
先日行われたカンヌ映画祭で,韓国の映画「オールドボーイ」が準優勝にあたる「グランプリ」を獲得したらしい.映画については何も分からないが,大変な栄誉にあたるという. しかし麻雀マンガファンにとっての関心事は,この映画の原作である『オールドボーイ』(…
2月27日発売,近代麻雀コミックス.恐らく去年の1月から6月ごろに「近代麻雀」に掲載された分を収録している.美麗な絵柄と大ゴマの多用で一定の評価を得ているが,同時に話の薄さ,「踏切麻雀」(カンカンと槓ばかりしている)と評される大味で都合のいい闘牌には…
2月27日発売,人気マンガ『兎』のイラスト集(冒頭画像参照).14Pのオマケマンガと4Pの座談会の他は全てカラーイラストという豪華本.104P,1,200円(税込).以下覚書. 登場人物の顔と本名と通り名がようやくわかる.どうやら主人公はハーフらしい. このマンガの眼目…
2月19日発売,530円.BJ増刊「BJ魂」2003年3月1日号〜2004年1月1日号掲載分を収録(全1巻).天才麻雀少年が伝説の麻雀牌「皇帝の牌」の後継者選びに巻き込まれる話.帯のアオリによれば,「麻雀コミック誌とは一線を画す爽快ストーリー!この一冊で麻雀の面白さと劇…
昨年末の冬コミに出品された同人誌.書店のコミティア委託販売コーナーで購入.B5判・46P(うちカラー口絵12P),840円. 【参考】 google計算機能「840/46」: http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&q=840/46 西原理恵子先生公式「鳥頭の城」: http://www.to…
本誌主催のアンケート「麻雀マンガ大賞2003」.2003年でもっとも面白かった麻雀マンガをきめようという無謀な企画に,総数30票(うち自分の投票7票)という多くの投票が寄せられた.心から感謝しつつ,結果を発表していきたい. ◆第3位 (3票)◆「凌ぎの哲」(画・原恵…
2003年に発売・掲載・再刊・再録された麻雀マンガの中で最も面白い作品を決めるアンケート「麻雀マンガ大賞2003」(主催:本紙)が開始された.期間は来年1月3日まで.以下覚書. 1人1作品1票.複数作品への投票はOK. コメント必須. 自分で項目を増やすことも可能.…
12月9日発売,大人気麻雀マンガ『天牌』の解説本(冒頭画像参照).全ページにわたって濃密な解説とパロディが楽しめる,『天牌』好きならば必読の1冊.既に「天牌同盟」の盟主・マジワー氏@マジカルワイドによる破格のレビューが存在するので,思うところを気楽に…
「見下げ果てた日々の企て」の管理者にして,クレバーな麻雀打ちであるスズキトモユ氏.氏が担当するExcite内のコンテンツ「ニュースの本棚」,最新号は「『名作リバイバル』現象を斬る!」と題して,昨今ブームのリバイバルマンガを鬼のように紹介している. そこ…
10月7日発売.「近代麻雀」2002年10/1号〜11/15号,12/15号,2003年1/15号,2/15号,3/15号,4/15号掲載分を収録(奥付の情報を転記).冒頭画像は裏表紙. バックパッカーの夫妻がビッグコミックオリジナルでの不定期連載「ネパールに行ってみた。」の後に始めた異色…
8月27日発売.雑誌「近代麻雀」2002年12月1日号〜2003年8月1日号掲載分を収録(月1連載).スネークアイズカップ決勝の息もつかせぬ駆け引きと,クライマックスに向けての序章を描く.自分は今酔っていて,それはつまりシラフではこの傑作をどうこう言うことができ…
8月22日発売.講談社「イブニング」2002年9月号〜2003年4月号,6号・8号・10号掲載分を収録.(途中で隔週刊になったが月1掲載は変わらず).『最弱!ルーズドッグス』で作者の好きな野球を扱った後に始まった,待望の麻雀マンガ.「運のやりとり」というギャンブルの…
7月31日発売の最終巻.「週刊ビッグコミックスピリッツ」2003年21号,24号〜33号掲載分を収録.慌しくまとめられてしまったが,いくつかの着想が散りばめられている. のっけから立っているシュラの髪.大人になったら更にとんがっていた. 聞いただけでマンガンが…
『麻雀白虎隊東』『麻雀鬼ウキョウ』『剣師』など,一連の麻雀マンガ作品で有名な橋本俊二先生.その公式サイト「ミスターマッスルのページ」(http://s-hasimo.pro.tok2.com/)がリニューアルされた. 「ミスターマッスルのページ」は橋本先生自らが管理するサイ…
正確には雑誌扱い書籍(画像参照).コンビニなどで販売されている廉価版で,294P・380円.同種のものとしては,今年の1月に発行された,神田たけ志『哲也』がある.いずれも出版元は竹書房. 収録作品は以下の通り(目次掲載順).初出についてある程度目安があるものは…
7月7日発売.「近代麻雀ゴールド」2003年1月号〜6月号掲載分を収録.ハッタリ1点突破のせきやてつじが麻雀マンガという水を得て,野放図に跳ねまわる巻となった.こんな大魚を押さえ込める筆力を自分は持ち合わせていないが,力の及ぶ限り. 帯のアオリは佐藤秀峰.…
6月28日刊行.雑誌「近代麻雀オリジナル」に連載中.作者は協会のBリーグに所属しており,別の作品では協会の試験問題を出すなどして麻雀マンガの新しい面を切り拓いている.この作品では安藤満プロ(連盟)の闘牌シーンを得て,密度の濃い空間を描くことに成功して…
7月7日発売.表題作のほか,1999年に雑誌「近代麻雀ゴールド」に掲載された2本の麻雀マンガが収録されている. 花見沢Q太郎は近年とみに甘さとヌルさを増してきた注目すべきマンガ家の一人.多作ではないが昨年来精力的な活動を維持し,現在は魅惑の2色カラー・ラ…
実業之日本社「週刊漫画サンデー」(通称マンサン)に連載中.2002年9月24日号〜同年12月3日号掲載分を収録.このコンビは以前に『風のダート』という競馬マンガを描いていたらしい. 主人公がある種の超越的なものに対する受信感度を高めていく正統派麻雀マンガ.…
講談社「アフタヌーン」に連載中.2002年12月号〜2003年5月号分を収録.作中に麻雀のシーンは出てこないが,作中作である「くじアン」(くじびきアンバランス)中に天才雀士が登場するということで紹介したい.以下未読の方は避けていただければ幸いである. 『げん…
現在も「近代麻雀」に連載中のギャグマンガ.2001年11/15号〜2002年12/15号・2003年1/15号および増刊号に掲載分を収録.先月の18日発売. 1巻については,さるまっしぐら氏のサイト「何かにAt Full Speed」に詳細なデータが掲載されている(http://sarumara.hp.in…
「親待ち千点棒」などで麻雀業界でも有名な松本剛が,別冊ヤングマガジン2002年27号〜42号にかけて連載した意欲作.短編を主に手がける作者初の2巻物となった.栞が美しい. 同作は北海道の田舎町が舞台.作中に麻雀店が2店舗描かれ,背景として役割を果たしている…
昨日発売の雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」の企画,"4コマ100連発"で日本プロ麻雀連盟会長の灘麻太郎プロが4コマを描いていた. "4コマ100連発"はマンガ家のみならず各界の著名人にテーマに沿った4コママンガを描いてもらう企画.今週号では特別篇として…